ECHOES OF ECRUTEAK

星と花の小夜曲

― マツバ × イヨリ ―
STARRING MATSUBA & IYORI

当たり前だと思っていた、この幸福

【一】女子会という名の衝撃

それは、ある昼下がりのことだった。

エンジュシティの甘味処で開かれた、同年代の女性トレーナーたちとのお茶会。普段は研究とマツバさんとの生活で忙しい私だけれど、たまには外の空気を吸うのも大事だとバリヤードに諭され、渋々ながらも席を並べていた。

「ねえ聞いてよ、うちの旦那ったら、いっつも自分が気持ちよくなったらおしまいなの。こっちは何も感じてないのに」

タマムシ出身のミサトさんが、抹茶ラテを啜りながら愚痴をこぼす。

「分かる〜。前戯? なにそれ美味しいの? って感じ。五分もしないで入れてくるし」

コガネシティの看護師・ユキナさんが、深いため息と共に同調する。

「終わった後もさっさと寝ちゃうし。せめて『気持ちよかった?』の一言くらい聞いてくれてもいいのに」

「「分かる〜〜〜!」」

テーブルを囲む女性たちの間に、共感の嵐が吹き荒れる。

私は、団子を口に運びながら、ぼんやりとその会話を聞いていた。

……え?

前戯が五分? 終わったらすぐ寝る? 相手の気持ちよさに興味がない?

それは、私の知っている「夜のこと」とは、まるで別世界の話だった。

「イヨリちゃんのところは? マツバさんって、なんかミステリアスだけど、夜はどうなの?」

不意に話を振られて、私は団子を喉に詰まらせそうになった。

「え、あ、えっと……その……」

私は、マツバさんしか知らない。

初めての相手がマツバさんで、それ以来ずっと、この人だけ。だから「普通」がどういうものか、比較したことがなかった。

でも、今この瞬間、彼女たちの話を聞いて、私はある衝撃的な事実に気づいてしまったのだ。

——マツバさんが、してくれていることは、「当たり前」じゃなかったんだ。

◆ ◆ ◆

【二】あの夜を、思い出す

帰宅して、寝室のベッドに腰を下ろす。左腕のアステア・システムが、帰宅を検知して穏やかな緑のランプを灯す。

マツバさんはまだ、ジムリーダーの仕事から戻っていない。

一人きりの部屋で、私は昼間の会話を反芻しながら、昨夜のことを思い出していた。

——昨夜も、マツバさんは私を抱いてくれた。

いつものように。

いつものように、とても、丁寧に。

◇ ◇ ◇

ベッドに入ると、マツバさんはまず、私を後ろから抱きしめてくれる。長い腕が私の身体をすっぽりと包み込み、鼻先が私の髪に埋もれる。

『今日も一日頑張ったね、イヨリ』

耳元で囁かれる、低くて甘い声。それだけで、一日の疲れが溶けていくような気がする。

『マツバさんも、お疲れ様です……えへへ♡』

『君の匂い、好きだなぁ。ずっとこうしていたい』

すりすりと頬を寄せてくるマツバさん。大型犬みたいで可愛いなぁ、と思っていると——ふと、その唇が私の耳朶に触れる。

『……今夜も、いい?』

ぞくり、と背筋に甘い電流が走る。

『……はい♡』

私が頷くと、マツバさんの手が、ゆっくりと私の身体を辿り始める。

ゆっくり。本当に、ゆっくりと。

まず、首筋。指の背で、産毛をなぞるように、そっと触れる。それだけで全身が粟立つ。

『んっ……♡ くすぐったい……でも、気持ちいい……♡』

『ここ、好きだよね。触ると、君の肌がぴくってなるの、分かるよ』

マツバさんは、私の身体の地図を完璧に把握している。どこに触れれば声が漏れるか、どこを責めれば腰が砕けるか、全部知っている。そして、それを丁寧に、一つ一つ確かめるように愛撫してくれる。

鎖骨にキスを落とされる。白い肌に、チュッと音を立てて吸い付かれると、じわりと赤い痕が咲く。

『あ……♡ 痕、ついちゃう……♡』

『つけたいんだ。君が僕のだって、刻みたい』

独占欲の塊のような言葉。でも不思議と怖くない。むしろ、胸の奥がきゅんと締め付けられて、もっと欲しくなる。

寝巻きの前を開かれ、胸が露わになる。夜風が乳首に触れて、思わず身体が震える。

『綺麗だ……桜色で、可愛い……』

マツバさんは、私の胸を両手で包み込むように持ち上げ、その頂に唇を寄せる。舌先で、そっと、敏感な突起をなぞる。

『ひゃっ……♡! そ、そこ……っ♡』

『感じてる。ここ、硬くなってきた』

ちゅっ、ちゅっ、と赤子のように吸われ、舌で弾かれ、甘噛みされる。左右交互に、執拗なまでに丁寧に。じんじんと甘い痺れが胸から下腹部へ伝わり、太腿の内側がじっとりと湿り始める。

『あんっ……♡ マツバさんっ……おっぱい、とろけちゃう……っ♡♡』

『まだまだ。もっと甘い声、聞かせて』

マツバさんの手が、お腹をなぞり、下着の縁に指をかける。焦らすように、中には入れず、太腿の内側をすうっと撫でる。

『や、やぁ……♡ 意地悪……早く、触ってぇ……♡』

『おねだり、して?』

『……マツバさんに、触ってほしいの……私の、一番敏感なところ……♡』

恥ずかしくて耳まで真っ赤になる。でも、マツバさんはそれを聞いてようやく、満足そうに微笑んで——私の秘密の場所に、指を滑り込ませてくれた。

『もう、こんなに濡れてる。可愛いなぁ、イヨリ』

『だ、だって……マツバさんが……あんなに焦らすから……っ♡』

指が、蜜で濡れた花弁をなぞる。くちゅ、くちゅ、と淫らな水音が静かな寝室に響く。

『ここ? それとも、こっち?』

クリトリスを指の腹で円を描くように擦られ、その刺激に身体がびくんと跳ね上がる。

『そこぉっ……♡! すごいのぉ……っ♡♡ 指、上手すぎるぅ……っ♡』

マツバさんは、私の反応を一つも見逃さない。声のトーン、身体の震え、呼吸のリズム。全てを観察して、一番気持ちいいポイントを正確に攻めてくる。

そして——

『イヨリ。イっていいよ』

優しく、でも絶対的な声で許可が下りる。

『あっ、あっ、あぁっ……♡♡! イくっ……イっちゃう……っ♡♡!』

一回目の絶頂。指だけで、こんなに深く達してしまう。身体がぶるぶると震え、マツバさんの胸にしがみつく。

『可愛い。すごく可愛いよ、イヨリ』

絶頂の余韻に浸る私を、マツバさんは優しく抱きしめてくれる。そして——

『次は、もっと気持ちよくしてあげる』

まだ、終わらない。

マツバさんはゆっくりと身体を下げ、私の太腿の間に顔を埋める。

『え、あ、そこはっ……恥ずかしい……っ♡』

『恥ずかしがらなくていい。君の全部が愛おしいんだから』

秘密の花園に口づけされる。舌先が花弁をなぞり、蜜を含んだ蕾を吸い上げる。

『ひぁぁっ……♡♡! 舌っ、だめぇ……っ! 奥までぺろぺろしないでぇ……っ♡♡』

『甘いよ、イヨリ。もっと味わわせて』

ちゅぷ、じゅるり、と花蜜を啜る音。恥ずかしいのに、気持ちよすぎて逃げられない。マツバさんの長い指が中に入り込み、舌と指の二重攻撃。

『あんっ、ああんっ……♡♡! また、イっちゃ……っ! マツバさんの舌で、とろけちゃうぅぅ……っ♡♡♡』

二回目の絶頂。さっきよりもさらに深く、長い波が全身を貫く。

◇ ◇ ◇

【三】一つになる、幸福

二度も達して、もうぐったりしている私に、マツバさんは額にキスを落として聞いてくれる。

『大丈夫? 苦しくない? 続けても平気かい?』

いつも、確認してくれる。私の身体を、私以上に大切にしてくれる。

『はい……もっと、欲しいです……っ♡ マツバさんが、いいの……♡』

『……君がそう言ってくれるなら。全部、あげるよ』

マツバさんが、私の上に覆い被さる。長い髪がカーテンのように垂れ下がり、二人だけの小さな宇宙ができる。

硬く熱いものが、私の入り口に触れる。

『入れるよ。ゆっくり行くから、力を抜いて』

『はいっ……♡ 来てください……マツバさん……っ♡』

ずぷ……と、ゆっくり、慎重に沈み込んでくる。マツバさんはいつも、最初はとても優しい。私の表情を見ながら、痛みはないか、苦しくないかを確認しながら、少しずつ、少しずつ奥へ。

『あ……あぁっ……♡♡ 入ってきた……マツバさんの……っ♡ 大きいの、お腹の奥まで来てるぅ……♡♡』

『イヨリ……中、すごく熱い……。愛してるよ』

完全に結合した瞬間、マツバさんは動かずに、私を抱きしめてくれる。繋がったまま、ただ互いの心臓の音を聞く。左腕のアステア・システムが、二人の心拍が同期していくのを記録している。

『幸せ……マツバさんと繋がってると、心臓もぴったり同じになるんですね……♡』

『ああ。君と僕は、もう一つだ』

そして、ゆっくりと腰が動き始める。

最初は、波のように緩やかなリズム。奥まで押し込んで、ゆっくり引いて、また深く。一突き一突きが、私の身体の奥にある、一番幸せな場所を正確に擦り上げていく。

『んっ、あっ……♡ そこぉ……気持ちいいのぉ……っ♡♡』

『ここ、好き? もっと当てようか』

『好きっ……♡ もっと、もっとぉ……っ♡♡』

角度を変え、深さを変え、私が一番気持ちいいところを探り当ててくれる。そしてそこを見つけると、執拗に、でも優しく、何度も何度も突いてくれる。

動きながらも、マツバさんは絶えず愛の言葉を囁いてくれる。

『綺麗だよ、イヨリ』

『愛してる。世界で一番、大切だ』

『僕の命。僕の全てだよ、君は』

耳元で、首筋で、唇で。途切れることのない愛の呪文が、私の脳を甘くどろどろに溶かしていく。

『マツバさんっ……♡ 好きっ……大好きっ……♡♡ 愛してる……っ♡♡♡』

『ああ、僕もだ……ッ! イヨリ……ッ!』

ピストンが激しさを増す。ベッドが軋み、私の喘ぎ声が部屋中に響く。でもマツバさんは、どんなに激しくなっても、私を壊すような真似は絶対にしない。力加減を常に調整し、私の快楽を最優先にしてくれる。

『あんっ、ああっ、あぁぁっ……♡♡! すごいっ……深いっ……♡ また、イっちゃう……っ♡♡!』

『イっていい。何度でも、僕の腕の中で』

三回目の絶頂。繋がったまま、マツバさんの中で果てる幸福感。身体の奥がぎゅうっと締まり、マツバさんが低い声で唸る。

でも、まだ終わらない。

マツバさんは、私が落ち着くのを待ってから、また優しく腰を動かし始める。敏感になった身体に、甘い刺激が波のように押し寄せてくる。

『ひぃんっ……♡♡ もう、だめぇ……っ♡ 敏感すぎて……頭おかしくなっちゃうぅ……♡♡』

『おかしくなっても、僕が受け止める。だから、安心して壊れていい』

その言葉に、最後の理性の糸がぷつんと切れる。

私はマツバさんの首に腕を回し、左足でマツバさんの腰をぎゅっと抱き込む。アステア・システムのアクチュエータが、私の意思に応えて出力を上げる。

『離さないっ……♡ マツバさん、離さないでぇ……♡♡』

『離すわけない。永遠に、ここにいるよ』

最後の瞬間、マツバさんが私の名前を叫びながら、一番奥で熱いものを注いでくれる。同時に、私も四度目の絶頂に達する。二人の身体が震え、息が混じり合い、世界が真っ白に弾けた。

『イヨリ……ッ!! 愛してる……ッ!!!』

『マツバさんっ……♡♡♡! 好きぃぃ……っ♡♡♡♡♡!!』

◇ ◇ ◇

【四】嵐のあとの、ぬくもり

事後。

私はマツバさんの腕の中で、ぐったりと力が抜けていた。意識が遠くなるほどの快楽の余韻が、まだ全身にぼんやりと残っている。

でも、マツバさんの夜はまだ終わらない。

——彼の「アフターケア」が始まるのだ。

マツバさんはまず、温かく濡らしたタオルを持ってきてくれる。私の額の汗を拭い、首筋を、胸元を、そしてお腹から太腿まで、丁寧に、丁寧に身体を清めてくれる。

『冷たくない? 力加減は?』

『ん……ちょうどいい……気持ちいい……♡』

汚れた部分も、恥ずかしがらせることなく、当たり前のように綺麗にしてくれる。そして、新しい下着を用意し、私に着せてくれる。私の手が震えて上手く動かないのを知っているから。

『痛いところ、ない? 激しくしすぎなかったかい?』

『ないです……全然痛くないです……♡ すごく、気持ちよかった……♡』

『嫌だったこと、我慢したこと、あった?』

マツバさんは必ず、こう聞いてくれる。いつも。毎回。一度も忘れたことがない。

私が少しでも顔を曇らせれば、きっとマツバさんは二度とそれをしないだろう。私の心地よさを、何よりも優先してくれる人。

『何にもないです。全部、全部幸せでした……マツバさんが大好き……♡』

『僕もだよ。世界で一番、君を愛してる』

そっと抱き寄せられ、額にキスを落とされる。シーツの匂い、マツバさんのお線香のような不思議な匂い、そして私たち二人の匂い。全部が混ざった、安心する香り。

マツバさんが私の髪をゆっくり撫でてくれる。その規則的なリズムが心地よくて、だんだん意識が遠くなっていく。

『……幸せ……マツバさん、だいすき……♡』

『おやすみ、イヨリ。いい夢を』

私は、マツバさんの胸の中で眠りに落ちた。左腕のアステア・システムの緑色のランプが、穏やかに明滅している。

◆ ◆ ◆

【五】私だけが知らなかった

——記憶が、昼間の甘味処に戻る。

「イヨリちゃん? どうしたの、ぼーっとして」

「あ、ごめんなさい。ちょっと考え事を……」

私は慌てて姿勢を正した。頬が熱い。昨夜のことを思い出したせいだ。

「で、マツバさんはどうなの? やっぱり霊感持ちは、あっちも独特な感じ?」

興味津々に身を乗り出してくるミサトさん。答えたくないけど……嘘もつけない。

「えっと……その……すごく、丁寧に、してくれます……♡」

蚊の鳴くような声で答える。顔が耳まで真っ赤になっているのが自分でも分かる。

「丁寧って? 具体的には?」

「具体的……えっと、前戯に、すごく時間をかけてくれて……ちゃんと私が満足してから順番に進んでくれて……最中も、ずっと『愛してる』って言ってくれて……終わった後も、身体を拭いてくれて、痛くなかったか聞いてくれて……」

言うたびに、テーブルの空気が変わっていく。

沈黙。

全員が、目を見開いて私を見ている。

「……え? 毎回?」

「はい……毎回です。それが普通だと思っていたんですけど……」

「「「普通じゃないわよ!!!」」」

甘味処に叫びが響き渡った。

「前戯に時間かけるだけでもレアなのに、毎回アフターケアまで!?」

「ていうか、最中にずっと愛の言葉って何!? うちの旦那なんて無言よ無言!」

「痛くなかったか聞いてくれるの!? 何それ、ドリームランドの住人?」

「ていうか何回イかせてもらってるの!?」

「……たぶん、四回くらい……です。少ないときでも三回は……」

テーブルがひっくり返るかと思った。

「「「四回!?!?」」」

「し、四回って……私なんて、自分でイったことすらないのに……」

ユキナさんが涙目になっている。

「マツバさん、スパダリの中のスパダリじゃない……。エンジュの至宝って、こういうことだったの……」

「あの、でも、マツバさんは元々こういう人で……」

私は弁解しようとしたけれど、それは的外れな弁解だった。マツバさんが「元々こういう人」であること自体が、どれほど奇跡的で、ありがたいことだったかを、私はこの日まで知らなかったのだ。

◆ ◆ ◆

【六】帰り道の、涙

甘味処からの帰り道。

エンジュの夕暮れに染まった石畳を、私はゆっくり歩いていた。杖をつきながら、左腕のアステア・システムの補助を受けながら。

胸がいっぱいだった。

私が「当たり前」だと思っていた全てのことが、当たり前じゃなかった。

あの丁寧な前戯。

途切れることのない愛の言葉。

私の快楽を最優先にしてくれる優しさ。

何度もイかせてくれる技術と根気。

事後の丁寧なケア。

「痛くなかったか」「嫌じゃなかったか」の確認。

その全てが、マツバさんだから。マツバさんという人が、私を世界で一番大切に思ってくれているから。

涙が溢れた。

嬉しくて。幸せすぎて。

こんなにも愛されていることに、今更ながら気づいてしまった自分が馬鹿みたいで。

「……マツバさん」

早く帰って、「ありがとう」を伝えたい。「大好き」を伝えたい。あなたがどれほど特別な人か、私がどれほど幸せか。

玄関の扉を開けると、マツバさんが先に帰っていた。

「おかえり、イヨリ。楽しかっ——」

言い終わる前に、私はマツバさんに飛びついた。杖が転がる。でも構わない。

「マツバさん……大好きです……っ! 大好き……っ!」

「っ……!? ど、どうしたんだい、急に……」

マツバさんは驚きながらも、すぐに私を抱きしめ返してくれた。倒れないように、傷つかないように。いつものように、丁寧に。

「あなたが、してくれていること……全部、当たり前じゃなかったんだって。今日、初めて知りました」

「……何の話だい?」

「夜のこと。あなたがどれだけ丁寧に私を愛してくれているか。あなたがどれだけ、私のことを考えてくれているか。全部、全部……」

涙声になる私の頬を、マツバさんの大きな手が包んだ。

「当たり前だよ。君を大切にするのは、僕にとって息をするのと同じことだ」

ほら、また。こういうことを、さらりと言ってしまう人。

「だから……そういうところが……っ!」

泣きながら笑う私を、マツバさんはもう一度、強く抱きしめてくれた。

私は世界一幸せな女だ。

それは統計的にも、きっと証明されている。左腕のアステア・システムのロトムが、今ごろ呆れた顔で記録しているに違いない——「イヨリちゃんの幸福度指数、本日も測定不能(ERROR)ロト」と。

― 了 ―

あとがき by 佐藤美咲

主ィィイイイイ!! ついに書いてしまったわ、イヨリ視点の「気づき」の物語!!

これはね、マツバさんがどれだけ凄いスパダリかを、イヨリちゃん自身が「外の世界」を知ることで初めて自覚するお話なのよ!

マツバしか知らないイヨリちゃんにとって、丁寧な前戯も、何度もイかせてくれることも、アフターケアも、全部「普通」だった。でも女子会で他の女性たちの「普通」を聞いて愕然……!

特にこだわったのは、えっちシーンの「段階」ね。①後ろから抱きしめ→②首筋の愛撫→③キスマーク→④胸の愛撫→⑤焦らし→⑥秘所への手技→⑦一回目の絶頂→⑧クンニ→⑨二回目の絶頂→⑩挿入→⑪三回目→⑫追い打ち→⑬四回目&射精→⑭アフターケア……この流れを全部書いたわ!

そして最後、「当たり前じゃなかった」と気づいて泣きながらマツバさんに飛びつくイヨリちゃん。それに対して「君を大切にするのは息をするのと同じ」と返すマツバさん。

二人の愛は、ロトムのデータが証明してくれているわ。「幸福度指数:測定不能(ERROR)」♡